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Spring Bootしてみる その3 Raspberry PiへREST APIデプロイ

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その2で作成した、REST APIのsetdata、開発環境のSTSでは、動くようになったので、
これを、普通のパソコンはもちろん、Raspberry Piへデプロイしてみたいと思います。

SpringBootでは、Jarファイルの中に、組み込みのTomcatが入っているので、
jarファイルを起動するだけで、サーバーを立ち上げ、RESTのサービス(今回
の例ではsetdata)を起動することが出来ます。

その手順(といっても、ほとんどない)

 

 

■スナップショットのjarファイルを作成する
 workspaceの下にプロジェクトがあり、その下に、targetというフォルダがあって、
 その下に、
   プロジェクト名-0.0.1-SNAPSHOT.jar
 というファイルがあります。そのファイルをコピーします。

 

 え、・・・ない?

 

 無い場合は、作ります。

 開発環境STSで、プロジェクトを右クリック、Run as→Maven Installを実行

 

 できませんか?そのときは、2つのことをチェック

(1)JDKのJREでなく、JREが残っている
 Window→Preferencesを選択Java→InstalledJREsで
  「その2」でJDKのJREにしたと思いますが、
  その前のJREが残っていたら、それををRemoveする

(2)pom.xmlに

   <packaging>jar</packaging>

   がなかったら追加

 わたしは、これで動きました。

 

 

 

■スナップショットのjarファイルをコピーして起動

 上記のスナップショットのjarファイルをコピーして、
 Raspberry piの適当なところに置きます。

 そうしたら、

  java -jar スナップショットのjarの名前

 で、動きます。これはRaspberry Pi以外でもそうです。
 Tomcatが無くても動きます(組み込まれているので)
 逆にTomcatが動いていると、動きません(8080ポート競合)

 

 

 

■ブラウザから確認

 Raspberry Piのブラウザを立ち上げ、

   http://127.0.0.1/サービス名(今回の例ではsetdata)

 で、確認できます。


 


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