その2で作成した、REST APIのsetdata、開発環境のSTSでは、動くようになったので、
これを、普通のパソコンはもちろん、Raspberry Piへデプロイしてみたいと思います。
SpringBootでは、Jarファイルの中に、組み込みのTomcatが入っているので、
jarファイルを起動するだけで、サーバーを立ち上げ、RESTのサービス(今回
の例ではsetdata)を起動することが出来ます。
その手順(といっても、ほとんどない)
■スナップショットのjarファイルを作成する
workspaceの下にプロジェクトがあり、その下に、targetというフォルダがあって、
その下に、
プロジェクト名-0.0.1-SNAPSHOT.jar
というファイルがあります。そのファイルをコピーします。
え、・・・ない?
無い場合は、作ります。
開発環境STSで、プロジェクトを右クリック、Run as→Maven Installを実行
できませんか?そのときは、2つのことをチェック
(1)JDKのJREでなく、JREが残っている
Window→Preferencesを選択Java→InstalledJREsで
「その2」でJDKのJREにしたと思いますが、
その前のJREが残っていたら、それををRemoveする
(2)pom.xmlに
<packaging>jar</packaging>
がなかったら追加
わたしは、これで動きました。
■スナップショットのjarファイルをコピーして起動
上記のスナップショットのjarファイルをコピーして、
Raspberry piの適当なところに置きます。
そうしたら、
java -jar スナップショットのjarの名前
で、動きます。これはRaspberry Pi以外でもそうです。
Tomcatが無くても動きます(組み込まれているので)
逆にTomcatが動いていると、動きません(8080ポート競合)
■ブラウザから確認
Raspberry Piのブラウザを立ち上げ、
http://127.0.0.1/サービス名(今回の例ではsetdata)
で、確認できます。